(各科研修プログラム) |
-狭山病院での研修到達目標-
私が研修管理委員長兼プログラム責任者として石心会狭山病院を皆さんにお薦めしなければならない理由を、初期研修医の先生方が医師の基本を形成する2年間に何が必要かという観点からここに述べたいと思います。
狭山病院は昭和62年に開設され、現在ベッド数349床、診療科23科、常勤医師数73名で診療に当たっています。349床で73名の医師数は通常の民間病院では考えられないほど充実した診療体制を確保し、二次救急の地域中核病院としてこの地域で最も多い年間5000台以上の救急車の診療にあたっています。このことは初期研修医の到達目標の一つである救急疾患の初期治療が、充実した指導医のもとでほぼ全科を通して学ぶことが可能であることを意味します。
また狭山病院は数多くの医師研修施設認定施設であるばかりでなく、臨床研修病院、地域医療支援病院、がん診療指定病院(埼玉県指定)でもあり、これまでの地域医療への貢献が評価されH22年に社会医療法人に認定されています。このことは我々狭山病院の職員が一堂となって地域医療に貢献してきたことが評価されていることを意味しています。初期研修医の先生方は地域のCOMMON DISEASEを素晴らしい先輩方とともに診療にあたり、学ぶことができるだけではなく、先生方一人ひとりが地域医療へ貢献することが可能であることを意味しています。
狭山病院は小さいながらもこの地域で完結できることが可能である地域完結型病院を目指し、内科・外科治療の充実はもちろんのこと、救急医療、化学療法や緩和医療、検診センターにもそれぞれ専任のスタッフと施設を充実させています。治療終了後の患者さんに対する病診連携にも力を注ぎ、専任のスタッフによるきめ細かい対応により、患者さんをfollowすることが可能となっています。このことは研修医の先生方が初診から治療終了まで一貫して学ぶことが可能な体制を確保していることを意味しています。
なにより狭山病院の特筆すべきところは、チームワークの良さと認識しています。狭山病院に一度来ていただくとすぐに理解できると思いますが、院長をはじめ70名を超す医師が一つの大きな医局で、垣根のない生活を送っています。同じ科の医師のチームワーク、他科とのチームワーク、他職種間のチームワークは狭山病院の誇りであり、財産と考えます。このことは研修医の先生方の一生の礎となり、成長の糧となるわが狭山病院の一番お薦めの点です。
一人でも多くの若いやる気のある先生方に狭山病院に来ていただき共に成長していきたいと考えます。是非研修病院選択肢の一つとして考えていただけましたら、我々狭山病院職員一同大歓迎いたします。
研修医の皆さんが、当院での研修を行うことにより、目の前に訪れる病める人たちの、ライフサイクル、家族関係、他のシステムなど、背景を考慮し、広く科学的、社会学的、人類学的、倫理学的に基づいて行われる、プライマリケア、地域医療、患者中心の医療の意義を知り、医師として生涯にわたりこれを重視し、探究、実践できることを目標とします。
当科では、地域の中核病院として多数の救急患者を受け入れるとともに、周辺の病医院からの紹介診療にあたっています。幅広い分野の診療をおこなえる消化器内科医を目指す先生にとって、有意義な研修が受けられる環境です。
また、当科ではcommon diseaseのみならず、ESDをはじめとする最新の内視鏡手術などに積極的に取り組んでおります。内視鏡件数は増加してきており、医師あたりの経験可能な症例数は他施設よりも格段に多いと考えております。現在当科には1名のレジデントが在籍しておりますが、レジデントの希望により今年度最新の大腸内視鏡トレーニングモデルが導入されました。
チームとして一緒に診療していただける、やる気のある先生の応募をお待ちしております。
なお、当院は日本内科学会教育施設、日本消化器病学会関連施設、日本消化器内視鏡学会指導施設であり、当院での研修をおこない、所定の要件を満たした場合、各学会の認定医・専門医の受験資格が得られます。
当院を志望される研修医の皆さんへ
そのような医師が育てば良いと考えます。
整形外科指導医
当院での研修により以下のことを目標にします。
基本的な診断、治療法を修得する。
医師として必要な倫理観を修得する。
地域基幹病院である狭山病院の特色を理解しその実践に努める。
形成外科指導医
石心会狭山病院は大学病院ではないため、より実線的な医療を体験できると思います。また他科へのコンサルトもしやすい環境なので、そのメリットを生かし、より実戦力があり広く全身を診られる医者を育てられるのではと思います。
心臓血管外科指導医
当院での研修到達目標は、医師として最低限必要な基礎知識と基本的手技を修得する。同時に臨床医として医の倫理に配慮しただけではなく、社会人として常識的な患者、家族、医療関係者への接し方、チーム医療に求められる協調性と医師に必要なリーダーシップも身に付けることと考えます。
救急部指導医
石心会狭山病院は昭和62年4月病床数288床で開院し、一貫して救急医療に取り組んできました。平成14年には臨床研修指定病院指定をうけ、研修医の受け入れを開始しました。救急車搬送増加により平成15年9月病院1階を改装、救急・ホールディングルームを増床しました。
救急室2室、救急専用入院用ベッド7床を有しています。2次救急指定病院ですが、内科、循環器、外科系の3科の救急医制で、年間約5000台の救急車、約17000人のWalk in患者診療を行っています。したがって当院での研修は、緊急度の高い疾患からcommon diseaseまで多岐にわたる初期診療、さらに専門科に踏み込んだ治療までの対応が可能です。
外科・乳腺内分泌外科指導医
当院の診療は、地域の基幹病院としてcommon diseaseから高度な治療を要する疾患まで、幅広い臨床能力が求められます。内分泌外科領域では近隣にこの分野を扱う病院がないため、甲状腺、副甲状腺疾患の紹介患者さんが多く、診断、手術を多数経験できます。乳腺疾患では狭山市の約70%の乳癌1次健診を担う一方で、狭山、入間、所沢地域の検診2次精査や乳癌患者さんの紹介を多数受けており、診断、手術、抗癌剤治療、終末治療までを一人一人の患者さんに寄り添いながら、トータルで診療できる環境にあります。細分化された都心の大病院では得難い、home doctorのような患者さんやその家族との絆を築くことができます。臨床、手術をとにかくたくさん経験して「腕のいい外科医になりたい」と考えている先生には大変満足できる研修ができるものと思います。当診療科では、日本外科学会専門医、日本内分泌外科学会・内分泌甲状腺外科専門医、日本乳癌学会専門医、マンモグラフィー読影認定医の取得が可能です。
小児科指導医
このページをご覧になった研修医の皆さん! 小児科についてどう思われていますか?
「小児科には進まないから小児科研修はしたくない。」
「院内の小児科の研修では物足らない気がする。」
「この先小児科の研修をする機会は無いだろうから、この際十分に研修しておきたい。」
などなど、いろいろな考えがあることでしょう。
”小児科研修はしたくない”という気持ちも分からなくは無いですが、初期研修で求められているのは「総合医」としての技能です。
将来どういう道に進むとしても、最低限必要な小児診療技術を習得することが、医師として求められています。
そこで、当院研修医管理委員会で検討をした結果、小児科研修は『選択式』にし、研修医の皆さんに選んで貰うことにしました。
研修協力病院(済生会川口総合病院:埼玉県川口市)において2ヶ月間以上専従で研修を行う方式(プログラムA)と、当院内科研修期間中に毎週1日を小児科で研修を行う方式(プログラムB)です。
全ての研修医の皆さんにジャストフィットするプログラムでは無いと思いますが、いずれか自分の希望に近いプログラムを選んで頂ければと思っています。
当院での小児科診療は大学病院や小児病院とは異なり、common diseaseの外来診療が中心ですので、プログラムBでは外来実習が中心となります。
一方、プログラムAでは、病棟実習で、回診や入院患者さんを担当したりプログラムBには無い経験も可能です。
短期間ではありますが、小児患者さんとの触れ合いの中で、教科書や試験だけでは経験できなかった経験を通じて、研修医に求められる「総合医」に必要な小児診療技能をしっかりと身につけて欲しいと思っています。
小児科医を目指す方はもちろん、小児科医を目指さない方は尚更、小児医療に触れる貴重な研修となりますので、熱意のある研修医の皆さんの応募をお待ちしております。
外科指導医
当院の特色の一つに、各科が良く連携しているということがあげられる と思います。合併症、既往症を有する患者の手術、急性期治療に際して 安心して他科に相談出来るというのは診療の環境としては理想的と思われます。外科の研修では、診断、検査、手術、術後管理の基本的な事項の修得 を目標としますが、同時に、他科との連携やパラメディカルとの連携についても実際の現場から学んでもらえればと思っています。
外科としては年間手術件数は約600件、一般外科、消化器外科、 内分泌外科、乳腺外科の症例が中心となります。対象とする疾患の範囲 は広範囲で、外科医としての基礎を築く為には比較的良い環境だと思います。
耳鼻咽喉科指導医
耳鼻咽喉科の基本的な知識、考え方、検査及び手技について理解し習得する。
特に日常診療・救急外来においてよく遭遇する疾患について初期診断、鑑別診断及び対処法を習得する。
内視鏡操作・皮膚切開縫合などの基本的な手術手技を習得し、可能であれば気管切開・リンパ節生検・鼻茸切除術などについては指導医の指導のもと執刀医としても参加する事ができます。
| 出願手続きと資料請求先 | |
| 出願締め切り | 平成24年2月28日 |
| 出願書類 | 初期臨床研修申込書(募集要項と共にプログラムに同封する) 履歴書(当院所定書式)、身上書(当院所定書式)、成績証明書、 卒業証明書または卒業見込証明書、医師免許証(取得者のみ) |
| 選抜方法 | 面接で行う。(REIS マッチング参加) |
| 研修開始日 | 平成24年04月01日 |
| 資料請求・出願先 | 社会医療法人財団石心会狭山病院 医師採用担当 若松裕二 E-mail:yuji-wakamatsu@sayamahp.org 〒350-1323 埼玉県狭山市鵜ノ木1-33 電話番号:04-2953-0909 |