救急科 初期研修医プログラム
当院における救急・ホールディングにおける臨床研修の特徴
昭和62年4月病床数288床で開院し、一貫して救急医療に取り組んできました。平成14年には臨床研修指定病院指定をうけ、研修医の受け入れを開始しました。救急車搬送増加により平成15年9月病院1階を改装、救急・ホールディングルームを増床しました。
救急室2室、救急専用入院用ベッド7床を有しています。2次救急指定病院ですが、内科、循環器、外科系の3科の救急医制で、年間約5000台の救急車、約17000人のWalk in患者診療を行っています。緊急度の高い疾患からcommon diseaseまで多岐にわたる初期診療、さらに専門科に踏み込んだ治療までの対応が可能です。
I. 研修の到達目標
- 一般目標
緊急度の高い疾患からcommon diseaseまで多岐にわたる初期診療、さらに各科専門医に引き継いだ診療、治療を体得する。外来診療を通し、様子観察が必要か、否かの判断ができるようになる。また、患者、家族との診療コミュニケーション能力を身につける。
- 行動目標
- バイタルサインの把握ができ、身体所見を迅速かつ的確に取れる。
- 重症と緊急度が判断でき、迅速な鑑別診断および初期対応ができる。
- 二次救命処置(ACLS)ができ、一次救命処置(BLS)が指導できる。
- 外傷初療診療が理解できる。
- 各検査の立案、実践、評価ができ、緊急度の高い異常所見を指摘できる。
- 各基本手技が実践できる。
- 重症患者の呼吸管理、循環管理を適切に行うことができる。
- 感染症(結核を含む)の評価ができ、適切な抗生剤の選択をすることができる。
- 想定される合併症のリスクが判断でき、予防策を講じることができる。
- 専門医への適切なコンサルテーションができる。
- さらに専門的治療、3次救急治療が必要か判断でき、適切な病院選定、患者移送ができる。
- 患者の社会的背景に留意することができる。
- チーム医療の一員として、自分の役割を理解し、各スタッフ(医師、看護師、薬剤師、コメディカルスタッフ)と良好なコミュニケーションがとれる。
II.方略
- On the job training
主に救急外来において、上級医師の指導の下、救急患者の初期治療にあたる。救急車搬送患者のみならず、Walk in患者、救急紹介患者、救急経過観察患者も診察も行う。上級医師は内科系、循環器系、外科系に別れているが、それぞれに受診した患者さんの診察に当たる。
実際に学ぶ項目は以下のとおりである。
- バイタルサインの把握を行う。
- 身体所見を迅速かつ、的確にとることを学ぶ。
- 重傷度と緊急度を判断することを学ぶ。
- チームの一員として二次救命処置(ACLS:Advanced Cardiovascular Life Support)を実践することを学ぶ。
- 外傷初期治療の考え方を学び、実践する。JPTEC:Japan Prehospital Trauma Evaluation & Careを学び、救急救命士が病院到着前の初療に引き継ぐ治療が行えるようになる。
- 各種検査の立案、実践、評価ができ、緊急度の高い異常所見を指摘できる。
- 各基本手技(動脈・静脈採血、胃管挿入、尿道バルーン挿入、気道確保、注射・血管確保、心肺蘇生、輸液、輸血、創傷処置、など)ができる。
- 心電図測定、超音波〔胸腹部検査〕、ドップラー器、が扱え、評価できる。
- 病状より、経過観察が必要か、帰宅できるかの見極めができる。
- 病状を評価し、必要があれば適切な専門医にコンサルトができる。
- 病状、検査を評価し、3次救急病院へ転送が必要か否か、判断できる。
- 経験すべき病態:心肺停止、ショック、意識障害、脳血管障害、急性呼吸不全、急性心不全、急性冠症候群、急性腹症、急性消化管出血、急性腎不全、外傷、急性中毒、誤飲、熱傷、精神科領域の救急。
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勉強会・カンファレンス
- 当直時間帯に救急外来を受診した患者、救急外来から入院となった患者の診断、経過を検討し、的確な主治医への変更を依頼する。
- 内科カンファレンス
- 放射線科画像カンファレンス
- CPAOA患者カンファレンス(Morbidity & Mortality)
- 講習:BLS、ACLS,ISLSの講習を受ける。さらに他部署病院職員に対し、BLS教育をすることができる。
- 救急当直について
救急は現場での体験が大事であり、3-4回/月の当直を通し、上級医師の指導のもとに学びながら、患者の治療に当たる。当院はH22年度より小児救急の地域輪番制に参加予定であり、当番に当たった場合小児救急に参加する。
III.週間スケジュール
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7:45- |
8:30- |
昼 |
夕方 |
| 月曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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内科カンファレンス |
| 火曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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放射線カンファレンス |
| 水曜日 |
モーニングセミナー |
モーニングカンファレンス |
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| 木曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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| 金曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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M&M(1回/月) |
| 土曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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| 日曜日 |
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モーニングカンファレンス |
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IV. 評価
病院全体の評価方法:研修医評価共通部分に従う。
(研修指導医 青山 壽久 菅野 壮太郎)
| 出願手続きと資料請求先 |
| 出願締め切り |
平成24年2月28日 |
| 出願書類 |
初期臨床研修申込書(募集要項と共にプログラムに同封する)
履歴書(当院所定書式)、身上書(当院所定書式)、成績証明書、
卒業証明書または卒業見込証明書、医師免許証(取得者のみ) |
| 選抜方法 |
面接で行う。(REIS マッチング参加) |
| 研修開始日 |
平成24年04月01日 |
| 資料請求・出願先 |
社会医療法人財団石心会狭山病院
医師採用担当 若松裕二
E-mail:yuji-wakamatsu@sayamahp.org
〒350-1323 埼玉県狭山市鵜ノ木1-33
電話番号:04-2953-0909 |